医師紹介

医師紹介

ごあいさつ

 私は精神科医として経験を積むため、精神科救急医療において多彩な疾患と数多くの症例数を誇る久喜すずのき病院で精神科研修を行い、うつ病、双極性感情障害、統合失調症、認知症、発達障害などの急性期治療を学んでまいりました。昼夜を問わず精神科救急患者様を受け入れる環境で、ガイドラインをスムーズに適用できる症例から合併症を持ち治療に難渋する症例まで経験し、中学生から高齢者まで幅広い年齢の患者様を診療しながら、日々研鑽してまいりました。急性期治療を終えた入院患者様に対しては、安定した地域生活を送れるよう社会資源を導入し、外来診療で継続して治療を行なってまいりました。また市中のメンタルクリニックで、中学生から高齢者まで幅広いライフステージの患者様の診療経験を積んでまいりました。
 思春期の患者様については、不安、強迫、うつ、幻覚、発達障害、摂食の問題、自傷、不登校、児童相談所との連携を要する患者様などの診療を行い経験を積んでまいりました。同時に特別支援学校の精神科の学校医として、親御様や先生方と連携を図り、公教育の場をつうじて子供達が友情を育み自信を得て社会生活を送れるよう、微力ながらサポートをしてまいりました。
 社会人の方については、不眠症、うつ病、適応障害、不安障害、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害、PTSD等の患者様に対し、薬物療法だけではなく心理療法も重視しながら診療経験を積んでまいりました。また精神科医・産業医として、メンタルヘルスの不調を呈し就労に支障が生じた患者様の診療に従事し、休職・復職の判断を行なってまいりました。やむを得ず休職することになった患者様が再び就労できるように、薬物療法だけではなくリワークや就労支援を活用しながら診療に従事しておりました。
 高齢者については、県指定の認知症疾患医療センターに勤務していたため、診療所、総合病院、地域包括支援センター等からご紹介を受け、いわゆる「治る物忘れ」なのかどうかに注意しながら、認知症が疑われる患者様の診療を行なってまいりました。老年期うつ病、せん妄、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症などの疾患の診断・治療を行なうと同時に、患者様とご家族が共倒れにならないように、介護負担に応じた介護サービスのご提案を行なってまいりました。
 精神科医としてこれまでの経験から一貫して思うことは、精神疾患についても身体疾患と同様に早期治療が大事であるということです。精神的な不調が現れた際にはできる限り早期に専門医に相談することが大事である、こうした思いから、これまでの精神科医としての経験を活かして早期治療に力を注ぎたいと思うようになりました。今回ご縁があって、世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅近くに2023年12月1日に開業いたしました。これまでの私の経験を皆様のお役に立てられるよう日々診療に従事してまいります。どんなささいなことでも結構です。どうぞお気軽にご相談ください。

祖師ヶ谷大蔵メンタルクリニック
院長 島村 正太郎

略歴・資格

・略歴
2007年  一橋大学経済学部 卒業
     三菱重工業株式会社 勤務
2014年  東海大学医学部 卒業
     春日部市立病院 研修医
2016年  久喜すずのき病院 勤務
     浦和すずのきクリニック 勤務
     その他、東京都内のクリニック勤務
2023年12月  祖師ヶ谷大蔵メンタルクリニック 開院

・公職
2020〜2023年 埼玉県立久喜特別支援学校 学校医

・資格
精神保健指定医
日本精神神経学会 精神科専門医
日本精神神経学会 精神科指導医
日本精神神経学会 認知症診療医
日本精神科医学会 認知症臨床専門医
厚生労働省認定臨床研修指導医
日本医師会認定産業医
コンサータ処方登録医